大学職員に転職して2度目の夏ボーナス時期がやってまいりました。お仕事をされている方の多くは、すでに夏のボーナスが支給されているのではないでしょうか。筆者が勤務している大学も、無事に6月30日付でボーナスの支給がありました。
本記事では現役大学職員の2023年夏ボーナスを公開したいと思います。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
⭐️本ブログのデザインは上記【THE THOR】を使用しています。
2023年夏のボーナス額公開
大学職員2年目(30代半ば)の2023年夏ボーナスの支給額は
総 支 給 額:644,224円(額面)
差引支給額:499,650円(手取り)
という結果になりました。
※大学名は伏せています。
筆者が勤務する大学の給与は国家公務員に準拠しています。そのため給与やボーナス支給日も公務員に準じており、夏ボーナスはその公務員規程に則って6月30日に支給されました。
以前、2023夏ボーナスを予想する記事を掲載(詳しくはこちら)いたしましたが、ほぼ予想通りの額面で落ち着きました。それにしても、やはり社会保険料と税金の控除額が非常に大きかったです。結果的に14万円以上も総額(額面)から差し引かれています。とはいえ約50万円ほどのボーナスが支給されたことは純粋に嬉しいです。頑張って仕事をした甲斐がありました。
前年度(2022年度)の支給額との比較
2022夏ボーナス:601,865円
2023夏ボーナス:645,708円
前年度比 :43,843円
という結果となりました。
⭐️他、ボーナス関連の記事はこちら
微々たる金額の上昇は社会保険料、所得税の額も増えるため、あまり手取りが変わらないという特徴はあるものの、定期昇給の恩恵を受けて確実にもらえる額は増えてきています。
⭐️2023定期昇給の記事はこちら
社会保険料と税金の控除額がひどい
社会保険料合計が87,759円
所得税が56,815円
合計144,574円
控除額が14万円をoverしています。これはエグい…。
前年(2022年)の夏ボーナスと比べて額面上の総額は40,000円も増加しているのに対し、
手取りはわずか9,000円しか増額していないという現実。
給料増えた気がしないのは、総額が増えたことにより社会保険料と所得税の控除額も増えたせいです。これは本当に辛い。
各企業の2023夏ボーナスは大幅に増加傾向!?
三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社による経済レポートによると、1人当たりの平均支給額は
民間企業 :400,276円/人 前年比+2.8%
内、製造業 :539,565円/人 前年比+2.4%
内、非製造業:373,217円/人 前年比+3.1%
国家公務員 :637,400円/人 前年比+9.0%
※経済レポート(2023 年夏のボーナス見通し)より
と見通しを発表しています。※調査対象は民間企業(調査産業計・事業所規模 5 人以上)
前年比は全体的に上昇していることがわかります。これらの多くは新型コロナウイルス感染の影響が確実に和らいでいることを受け、企業の業績と雇用状況が改善したことが増加の要因であると発表されています。
ちなみに、統計調査を主に行っている株式会社帝国データバンクも同様の見解を発表していました。※2023年夏季賞与の動向アンケートより
次いで、上場企業の2023夏ボーナス支給額についても調べてみました。
上場企業(118社):794,008円/人 前年比+1.5%
※労務行政研究所集計「東証プライム上場企業の2023年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」より
前年比こそ民間企業や公務員と比べて大きく増加していないものの、平均で80万円もの額が支給されています。やはり上場している大手企業は高い支給額を維持しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上場企業みたいに多くはないけど、そこまで少なくもないような…。金額としては一般的なボーナスの中央値に位置しているように思います。
2023年の夏はコロナ禍の影響が和らいだことにより、各企業の業績が元に戻ったことでボーナスの支給も増える結果となりました。筆者も社会保険料と所得税の控除額には驚かされましたが、結果としてすこーし増加したのでとても嬉しいです。
今年は旅行の予定もなく、大きな買い物の予定もなし。ボーナスはちょっとお小遣いに回して、残りは全部貯金したいと思います。
本記事にて大学職員のボーナス事情を公開いたしましたが、これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
⭐️他、ボーナス関連の記事はこちら
⭐️大学職員に転職する際で活用した求人サイトは以下
⭐️マイナビエージェント
⭐️リクナビNEXT
⭐️doda