大学職員に転職成功して1年経過した結果、生活が一変しました。

 

 

早いもので、大学職員に転職してからもう少しで1年が経過しようとしていますが、転職して本当に良かったと思います。

 

本記事では大学職員に転職してから1年経過してみての感想や生活の変化などをお話しいたします。

 

パワーハラスメントがない

 

同じ大学職員の人からすると「そんなことないわ!」と怒られるかもしれませんが、僕の大学には優しい職員さんがとても多いです。もともと僕は医療機関出身なので、クセのある医師や看護師、医療事務員とは当たり前に対応しており耐性ができているのかもしれませんが、大学職員は厳しい採用倍率を乗り越えてきた方達だけあって常識人が揃っています。

 

課内での人間関係も比較的良好です。他課の人間関係も客観的に見る限り皆んな仲良さそうに仕事をしています。

 

威張るような職員もいませんし、家庭を持つ職員さんも多いです。また、女性の管理職も多く産休育休が取りやすいのが特徴にあります。職員皆んなで積極的に休むよう大学全体で周知があり、有給も取りやすく働きやすい環境だと思います。

 

まだ転職して1年ほどですが、契約満了(契約社員)や定年退職を除くと自己都合退職者0人です。前職の医療機関では月に10〜20人が平均して退職していたので、大学職員の離職率の低さは衝撃的でした。

 

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仕事内容が単純に楽しい

 

これは各課によって当然異なると思いますが、前述したように職員同士の仲が良く、皆んなで協力して行う業務が多いため単純に仕事が楽しいです。

 

また、学生や教員とのやりとりは新鮮です。特に学生からの相談は学生一人ひとりに悩みがあり、どれひとつとっても同じものはありません。なので対応すればするほど色々なシチュエーションにおける対応力が身に付いてきていると感じています。

 

筆者の大学のオープンキャンパスでは各課の職員がローテーションで参加することになっており、大学説明会の司会進行をやったり、総合窓口の相談役をやったり、学生の案内役をやったりと、プチ文化祭みたいな気持ちで仕事が出来ています。学生や教員から名前を覚えてもらったりするとすごく嬉しかったりします(笑)

 

もちろん、そんなに単純に楽しい!と感じない方も中にはいると思います。課によってはシーズンによって残業が多くなったりしますからね。あくまで転職して1年が経つ僕自身の感想として述べさせていただきました。

 

年収が大幅に増えた

 

中途1年目のため正確な源泉徴収票上の金額はまだ出せませんが、ざっくり計算して前職より約120万円ほど年収が増えました。月給とボーナスが目に見えて増えたため、生活に余裕を持つことが出来ています。

 

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筆者の場合、子供が生まれたすぐに転職したため、当初は家族からの反対がとても強かったです。実際に転職してからは、子供に使えるお金が増えたことで家族皆んなすごく気持ちが楽になりました。仕事は給料だけで決めるべきではないと思いますが、一定の給料があると生活にも余裕が生まれます。今ではストレスも減らすことができたなと感じています。

 

ここで、国立と私立で給与の違いを少しだけ解説します。

 

国立大学は国家公務員に準拠した給与規定であることが多いようです。国家公務員てボーナスこそ情勢により人事院勧告が決めておりますが、それでも平均以上の収入があります。その国家公務員に準拠しているので、必然的に国立大学職員の給与は低くないと判断できます。何より、国立大学は国が運営しているため安定した収入を維持しており、私立大学ほどの給与はなくとも「安定傾向」にあることは確実です。

 

私立大学はそのほとんどが年収をオープンにはしていませんが、求人サイトに掲載されている大学を見る限りピンキリです。文部科学省の実態調査では平成9年度以降、一貫して私立大学の収支は悪化しており人気のない私立大学の給料はそこまで高くありません。しかし、有名大学では他サイト様の情報を見ても非常に高収入であることがわかります。20代で同世代の平均年収も遥かに超えており、30代で1,000万円を超える年収をもらう職員もいるようです。国立大学とは異なり、私立大学は民間が運営しているため儲かっていれば職員へ給与として還元することも容易です。しかし、今後学生の減少を食い止めることができなければ、高い収入も維持出来なくなると考えられます。

 

安定の国立か、将来性が不透明の私立か、大学運営の未来に目が離せませんね。

 

少子化の影響で、大学は学生の獲得が今後大きな課題となります。将来性のない学部・学科は容赦無く淘汰されていくことが予想されますが、それでも日本は良くも悪くも「学歴社会」であることは間違いありません。今まで病院採用人事として正社員の求人を数多く見てきましたが、その多くが応募条件に「大学卒」を上げています。大学自体の需要は、今後も重要なポジションを維持し続けるのではないでしょうか。

 

家族との時間が増えた

 

前職と比較して残業が減り、休みもしっかり取れるようになったため、家族との時間が増えました。

 

残業については入試、卒業など、イベントシーズン毎で異なりますが極端に多いわけではありません。休みもしっかり取ることができ、休日出勤は全くありません。職員全体で有給消化を推奨しており、有給も取りやすいです。

 

別記事でもお伝えしていますが、大学職員は夏休みは非常に長いのが特徴です。そのため、夏は特に家族との時間を確保しやすいです。筆者も今年は家族で旅行、帰省など、楽しい夏を過ごせたと思っています。

 

仕事はいつも日を跨いで終了、子供の顔を最近見れていない、仕事が休めずストレスで鬱状態、という環境下でお仕事されている方は大学職員への道も検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

当時、家庭を持っていた筆者にとって30代で転職をするということはとても勇気のいる行動でした。結果として自分のやりたいことと、経験を活かすこと、待遇を上げることを目標に大学職員を目指し、実際にその職に就くことができました。

 

家族から反対される中で、自分を信じて転職にチャレンジできたことは本当に良かったと思います。

 

当ブログでは、大学職員を目指す方を応援しています。キャリアコンサルタントとして色々とお話しできることもあるかもしれませんので、大学職員を目指すうえで悩みがある方はTwitterのDMでいつでもご相談ください

 

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