30代で大学職員に内定し転職成功-転職活動体験談④

 

 

とある私立大学に30代半ばで転職し、現在大学職員として日々学生のサポートや学校法人運営に従事しています。

 

これから綴る体験記は、病院の医療事務から採用人事課へ異動したことで応募者との出会いを通じてさまざまな経験と想いを経て、大学職員になるまでの記録です。これから大学職員を目指す方の一つの参考になれば幸いです。

 

 

⭐️本ブログのデザインは上記【THE THOR】を使用しています。

 

 

前回のあらすじ

 

転職活動を開始して最初に応募したA大学で書類選考通過。その後、一次選考も奇跡の通過を果たし意気揚々と二次選考に進むも面接中に「お祈り」を察知。人事としての経験、キャリアコンサルタントの資格、どこから沸いたか不明のプライド、それらを武器に「敗北を知りたい」とさえ感じていた自信。そして見事に敗北者となる。

 

※詳しくは30代で大学職員に内定し転職成功-転職活動体験談③ ご参照

 

果たして、大学職員への道は成功なるか。

 

求人サイトで暇さえあれば大学求人を検索

 

人事で採用担当をしておりましたので、書類作成や面接には自信がありましたが見事に撃沈。A大学の不採用通知をもらい、ショックもそこそこありました。まぁ一発目の応募でしたし、そんなに簡単にはいかないと思っていたので予想通りです。そんなにダメージもありません。

 

30代という年齢や、僕自身の経験が書類選考や面接でも通じると確信することが出来ただけ、得られたものは大きいでしょう。要は次にどう活かすかが重要です。

 

さて、名刺交換している大学の求人をしらみつぶしに探しましたが、どこも離職率が低いんでしょうね。職員を募集している大学はもうありませんでした。

 

それであればようやく求人サイトの出番です。僕が使用した求人サイトで大学求人に最も活かせたものをランキングで発表します。

 


1位 リクナビNEXT

他職種もそうですが、ダントツで大学求人が多かったです。検索方法等の操作方法も簡単ですし、自信のレジュメ(プロフィールや職務経歴)も作成しやすかったです。直近が病院勤務でしたので、医療機関やIT系の会社からのオファーが多かった印象でした。リクナビNEXTはマストで登録しておいたほうが絶対にいいです。いざという時にすぐに応募できるよう「職務経歴書」と「自己PR」の欄は埋めておくと後でとても楽です。

 

アプリからエージェントに依頼することも可能でしたので、かなり重宝しました。

※気になる方はこちら

 


2位 マイナビ

感覚としてはリクナビよりもちょっと少なかったかなと感じたのがマイナビ。しかし、マイナビにしか求人を掲載していない大学も数多くあり、リクナビ同様にマストで登録をしておいた方が良い求人サイトです。特にエージェントさんは結構まめにメールで求人を紹介してくれました。電話等が急に入ってくることもないため、とりあえずエージェントさんに大学求人の依頼をしておくと、メールで知らせてくれるので便利です。

 

非公開求人もあるためぜひ活用してみてください。

※気になる方はこちら

 


3位 doda

web履歴書やweb職務経歴書がかなり本格的なクオリティのものが作れます。レジュメビルダーという画面上の入力ガイドに従って職務経歴書を作成することが出来、紙の応募書類にも応用することが可能です。これは応募書類の作成方法がいまいちわからない人にとってはとても簡単に職務経歴書が作成できますし、紙の履歴書が必要な時にもかなり参考になるシステムです。

 

リクナビ、マイナビ同様に、登録とエージェントにも求人依頼をしておいたほうが良い求人サイトだと思います。

 

感覚値としては大学職員としての求人よりは、大学にアウトソーシングしている一般企業の求人が多かったように感じます。僕のように大学に直接雇用されることを強く希望している方にとっては、求人数が心もとないかなと感じたため第3位としました。

 

※気になる方はこちら

doda

 

連続で4つの大学へ同時に応募書類を郵送

 

早速求人サイトで4大学ほど求人を発見。応募書類のベースは出来上がっているため、日付だけ注意して4大学同時に書類を郵送しました。B〜E大学とします。

 


B大学

自宅からそこまで離れていない国立の音楽大学。募集要項に年齢制限が明記されており僕は少しオーバーしていたのですが、ダメ元で送って書類通過した経験があり今回もダメ元で郵送してみました(笑)通勤の利便性や、待遇も非常に良かったのですが、音楽という未経験分野を専攻していた大学であったため応募時からあまり乗り気ではありませんでした。

 

それが書類上で伝わってしまったのか、年齢フィルターで引っかかったのか、数日後に不採用通知が書面で到着しました。


C大学

福祉系の4年制大学。病院勤務していた自分としてはイメージのしやすい大学でした。自宅から離れており、通勤する場合は片道1時間20分くらいはかかる場所です。待遇はあまり良くなく、病院勤務時の年収と同等かそれ以下になりそうな募集要項でした。書類郵送後、書類選考通過し一次選考の案内がメールで届きました

 

一次選考に進む前に大学のことを調べたのですが、過去に理事長が不祥事で逮捕されている大学であったことが判明。また、研修と称したパワハラ紛いの職員研修があったりなど、調べるほど悪い噂がたくさん出てきました。通勤も待遇も良くないことから辞退しました


D大学

自宅から車で30分程の場所にある4年制私立大学。情報学部があり、経験が活かせそうと感じたため応募書類を郵送。待遇はそこまで良いわけではなく、病院勤務時の年収と同じくらいでした。他、募集要項にはあまり詳細が明記されていなかったため、どんな福利厚生があるのか少しわかりづらいのが印象的な大学でした。

 

募集要項の求める人材にもマッチしており書類はするだろうなと思っていたのですが、しばらくして不採用通知が到着しあえなく撃沈。何がいけなかったのか…


E大学

4年制の体育大学。これまた未経験分野を専攻している大学でしたのであまり乗り気ではありませんでしたが、目を奪われたのはその待遇面。非常に高給与で、病院勤務時の年収より150〜200万上がると推測できる高待遇でした。通勤もそこまで遠くはなかったため、未経験分野の学部であることを差し引いても志望度の高い大学です。ぜひとも職員として働きたいと強く感じていました。

 

今までの応募方法とは少し異なり、まずはリクナビNEXT上のレジュメ(自己PRや職務経歴)で選考する書類選考ならぬレジュメ選考でした。事前にレジュメは完成させていましたが、初めてweb上で選考となったためレジュメを再度見直しエントリー実施。

 

見事に不採用でした(笑)

 

面接まで中々進めず苦戦、仕事中も求人を見る始末

 

どうしたことでしょう。A大学の一発書類選考通過から勢いよく4つの大学に応募するも、中々面接まで進めず苦戦。面接の機会さえ得られず、書類が通過しない現状に焦りを感じていました。

 

なにより、あれだけ学生に指導したいと思っていた応募書類が通過しないのです。プライドも少しずつ崩れていきました。

 

応募書類を再度チェックし、不足部分を確認。各求人サイトに備わっているレジュメの添削サービスを利用するも大きな問題点が見当たらず路頭に迷う結果に。

 

経験的なところ、求める人材像、年齢フィルター、学歴フィルター、各大学には表には出していない暗黙ルールがありそうだなとこの時感じました。中々選考に進めず焦りを感じていたため、既にモチベーションが低下している病院勤務中にも求人を見たりするようになり、かなり躍起になっていました。

※就業中の転職活動は絶対にやめましょう。採用人事として求人サイトの閲覧は日々行なっているためバレませんでしたが、それ以外の方はログで職場にバレる可能性があります。

 

求人数も多くないため、ひたすら求人を検索したりエージェントからのメール待ち続ける毎日。

 

そしてE大学の不採用から数週間後、運命の大学に出会うこととなります。

次回:ついに内定か!?

つづく

※最終回は右上menu内の”大学職員 転職体験談”より

30代で大学職員に内定し転職成功-転職活動体験談⑤【最終回】

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敗北
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