30代で大学職員に内定し転職成功-転職活動体験談③

 

合否

 

とある私立大学に30代半ばで転職し、現在大学職員として日々学生のサポートや学校法人運営に従事しています。

 

これから綴る体験記は、病院の医療事務から採用人事課へ異動したことで応募者との出会いを通じてさまざまな経験と想いを経て、大学職員になるまでの記録です。これから大学職員を目指す方の一つの参考になれば幸いです。

 

 

⭐️本ブログのデザインは上記【THE THOR】を使用しています。

 

前回のあらすじ

 

IT企業から病院へ転職後、医療事務で5年勤務し採用人事課へ異動することに。採用人事課での業務を経て、学生のサポートをしたいと強く思うようになり大学職員に転職することを決意。

 

求人サイトを使う前に採用人事課で得たコネ(ただの名刺です笑)を最大限利用しようと考え、訪問した実績のある大学を片っ端から検索し、ある一つの私立大学A大学を発見。早々に応募書類を送付し数日後、な、なんと一次選考の案内が。難易度の高い筆記試験と、グループディスカッション2回を乗り越え、奇跡の二次選考へ、

 

果たして一発目の大学で内定を得られるのか!?

 

A大学の二次選考へ

 

無事に一次選考を突破しました。筆記試験がほとんと点数とれなかったので、2回行ったグループディスカッションで評価していただいたのかなと思います。運要素も非常に強かったのではないでしょうか。

 

さて、すぐに届いた二次選考のご案内。次の選考は個人面接と小論文、適性検査を行うとのこと。

どんだけやらせるの(笑)?

 

また適性検査やるんですか!?

 

普通は適性検査とたまに筆記試験、メインで個人面接っていうのがセオリーじゃないの?もうだいぶお腹いっぱいです。一次選考で筆記試験、適性検査、グループディスカッション2回、二次選考で個人面接と小論文、…でまた適性検査とは。そりゃ適性検査は重要でしょうけど2回もやる!?人数を絞るために萎えさせる作戦でしょうか(笑)

 

応募者の能力値を見極めるのにかなり力を入れていて、時間もしっかり使う大学だと思いました。応募者側からは欲しい人材像がイメージしづらく面接で苦戦しそうだなと思った大学でした。

 

と、文句を言いつつも二次選考にはちゃんと向かうことに。会場に到着すると前回の半分くらいの人数で大体20人くらいが集まりました。一次選考が60人くらいでしたので二次選考通過率はおよそ33%程になります。かなり絞られましたね。

 

最初に1時間ほどの小論文。たしか3つのキーワードがお題として出されるため、それに沿った論文を作成することがテーマでした。普段文章はあまり書きませんが、前回の転職活動で小論文の対策は少ししたので比較的サラサラと書けたと思います。

 

次に適性検査。一次試験のペーパー型とは異なり、今度は各自パソコンが用意されて、図形のイメージから配置を割り当てるという意味不明な検査でした。正解が恐らくなくて、配置によって性格分析するような試験だったのでしょう。あまり深く考えてもしょうがないので直感で答えていきました。これで大体1時間。

 

その後休憩を挟み、いよいよ個人面接に進むのです。※既に大学に到着して2時間経過しており疲労困憊状態。

 

適性検査と小論文を終え、いざ個人面接へ!

 

ついに個人面接が始まりました。新卒時代を思い出しノックから入室。自己紹介をして着席を促されてから椅子に座る。ここまでは完璧にこなします。

 

面接官は男性と女性の1名ずつ。どちらも教員ではなく職員とのことでした。年齢的に男性は課長クラスで、女性は主任か課長補佐かなという印象です。

 

面接自体は最初の数分は今までの経験に関する質問が多かったです。

大学卒業後からどのような経験値を積んできたのか

今の職場で努力してきたことは何か

何故転職を考えるようになったのか

採用されたらどのような業務に取り組みたいか

など、当たり障りなかったです。ですが、次の質問から状況が一変します。

 

顔色が変わる面接官…そして

 

面接官「キャリアコンサルタントの資格取得をきっかけに、学生の支援をしたいということですが、今は採用人事として業務に携わっていますよね?今のところで資格を活かすという選択は考えなかったのですか?」

 

僕「採用人事課では資格を活かした対面での業務に携わらせていただく機会がなく、このままでは知識の習得だけで経験を積むことが出来ないと感じておりました。それが転職を意識したきっかけにあります」

 

面接官「どうして資格を持っているのけさんに、資格を活かした仕事が降りてこないのでしょうか」

 

僕「現在は私の上司がその業務を担っており、何度か相談したものの難しいと判断されてしまい…」

 

ここで少し面接官の顔色が少し強ばります。もしかしたら「業務を任せられない何か大きな理由があるのではないか」と思わせてしまったかもしれません。それを察知してしまったため、焦って自分には落ち度がないこと、上司が業務を下ろしてくれないといった話をしてしまいました。

 

これがまた自己保身っぽく聞こえてしまったのかもしれません。面接官の懸念点を払拭できないまま、ここで面接の流れが急に変わります。それは、話題がプライベートな内容に切り替わったことです。

 

休みの日は何をしているのか、趣味とか、何故か面接官の休日の過ごし方など、急に雑談が増えたのです。採用人事経験者として、この傾向を察知してしまいました。

 

これはお祈りだなと。

 

不採用が決定したためこれ以上聞くことがなく、時間終了までまぁ雑談でもしましょうかという感じですね。

こうして私の能力を探るような質問に戻ることはなく、プライベートな雑談で個人面接が終了。二次選考の結果を待つ形となりました。

 

A大学二次選考の結果は果たして!?

 

二次選考終了後、2、3日後にはメールで採用結果が届きました。

結果は「不採用」。

そうですよね。

 

面接もそうですが、適性検査や筆記試験、小論文などトータルで判断されているかもしれませんし一概に面接の失敗だけとは思いませんでした。なので今回は単純にご縁がなかったと思い気持ちを切り替えることに。

 

こうして大学転職活動1つ目のA大学の選考が終了しました。

 

つづく

30代で大学職員に内定し転職成功-転職活動体験談④

 

※大学求人は倍率が高く件数が少ないです。非公開としている大学も多いためエージェント登録は絶対にしておいた方が良いと思います。

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