転職すべきか迷っている方へ、転職活動を勧める5つの理由

 

 

夏も終わりを迎えようとしていますね。秋は冬のボーナスをもらった後に転職をしようと模索している方が増える時期です。しかし世の中には転職活動すべきか、現職に留まるべきかなかなか決めきれずに悩んでいる方は非常に多いと思います。既にご結婚されて家庭を持つ方、現職に留まることに漠然と不安を抱える方、転職後のキャリア形成に不安など、さまざまな方がいらっしゃると思います。

 

今の時代、転職は当たり前になってきましたがそれには理由があります。本記事ではそんな悩みを抱えている方に、人事経験者の筆者(転職2回経験)より転職活動すべき5つの理由をお伝えしていこうと思います。

 

⭐️本ブログのデザインは上記【THE THOR】を使用しています。

 

転職しないことでキャリアアップの機会を逃す可能性がある

 

皆さんがお勤めされている職場では「異動」はありますか?定期的な異動がない職場で何年勤務してもキャリアアップすることは難しくなります。

 

なぜ難しいのか?

 

局所的なスキルだけでは他社で通じない可能性が高いからです。

 

筆者は以前、病院で医療事務をしておりましたが意地悪な女上司にパワハラまがいの嫌がらせをたくさん受けてきました。その方は20年にわたる医療事務経験者であり大ベテランでした。筆者だけでなく気に入らない職員に対しても行われていた女上司のパワハラで退職者は増え、ついに医事課長が厳しい処置を行っています※詳しくは別記事の医療事務で実際にあったパワハラと人間関係を参照。その結果、女上司は医事とは関係ない一般事務の部署に異動することになったのですが、医療事務の知識しかなかったために異動先では中々活躍できず異動先の上司に怒られ涙する光景を目にすることがありました。

 

このように一見長く勤めることでスペシャリストとしてのキャリアを積んでいるかのように見えた女上司ですが、それ以外の知識を習得する機会まったくありませんでした。ゆえに、社会人経験20年目にして経験する初の異動により、新しい環境で辛い思いをすることになったのです。

※余談ですが、その女上司は結局そこでは活躍できず一年でまた異動しています。

 

今の仕事が一見順風満帆に見えても異動や会社の倒産、業務縮小でリストラされたりといったことが起きる可能性が全くの0ではなく、この先何が起こるかわかりません。

 

そんな時に幅広い経験を持つゼネラリストが会社から大きく評価されます。

 

実は筆者も2度の転職と異動を経験しています。病院で医療事務をしていた際に上記の女上司のパワハラがきっかけで異動することになったのですが、転職前に培った一般企業でのスキルが役に立ち、異動先ではそこまで大きな違和感に直面することもなく自然と新しい業務に馴染めたと感じています。

 

自分自身を高く評価するわけではありませんが、この時は「あの時の経験が役に立ったな」と実感しています。現在筆者は医療関係の大学で職員をしていますが、今も病院勤務経験が当然役に立っています。

 

このように、培った知識と経験は職場環境を変えることで進化し、新たな知識と経験になります。こういった人材がさまざまな企業で求められるようになってきていると考えます。

 

20代、30代といった若いうちに色々な経験をしておくことは後々財産になります。すぐに活躍できなくても「まだ若いから」という理由で周りも温かく見守ってくれます。しかし、30代くらいになると「こんなことも知らないのか?」と周りからの見方も180度変わってきます。ここが要注意です。

 

そうならないうちに、積極的に異動しさまざまな経験を積むことが重要です。それが難しい場合は「転職」も視野に入れることで別の環境や考え方があるということをしっかりと認識する必要があります。キャリアアップをより強く感じることができ、様々な場面で活躍できる人材に成長する機会が生まれます。

 

本気度は低くても、とりあえず転職「活動」すると迷いは消える

 

転職活動すべきか迷っているけれど、今の職場にはそれなりに満足しているし…と迷っている方はとりあえず求人サイトに登録して求人を見るだけでも迷いは消えると思います。

 

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転職活動することで得られる「気づき」は重要です。例えば

 

他企業の求人と比べて現職の待遇が非常に恵まれているということ、またはその真逆

今の経験を活かしてキャリアアップできる環境があるということ

女性管理職が多いなど、女性が活躍できる職場があるということ

チャレンジしてみたいと思っていた職種に、未経験で応募できる求人があること

 

などですね。もちろんこれだけではありませんが。

 

筆者もたまに今の仕事について悩み相談を受けることがありますが、

「とりあえず転職活動してみたらどう?」

と返すようにしています。キャリアコンサルタントとして魔法の言葉になりつつあります(笑)しかしながら、シンプルな内容なのに対し、実際に転職活動してみると確かに悩みは消えているのです。転職活動すると色々な会社の情報を必然的に調べることになりますので、現職で発生している悩みが解消される傾向にあります。転職活動したらどうかと伝えただけで皆、「転職活動するよ」「現職に残ることにした」と迷いを断ち切っています。

 

なので、退職すべきか迷っている方に言えることはただ一つ

 

「とりあえず転職活動してみましょう」

 

転職するとゼネラリストとしての付加価値が高まる

 

ゼネラリストとはある特定の業務に特化せずに、幅広い知識と経験を持つ方を示す言葉です。対してスペシャリストはある特定の業務に特化した知識を持つ方を示す言葉になります。

 

近年では、管理職にゼネラリストが採用される傾向が強くなりつつあります

 

みなさんの職場でも、転職してきた方が業界未経験にも関わらずいきなり役職付きで自分の上司になった経験はありませんか?筆者は3度経験しています。そのような方が採用される理由は、企業側が求めているのは業界の専門性だけではなく幅広い知見と知識、経験があるゼネラリストだったりするのです。

 

有名企業の社長さんの経歴を調べてみると、いろんな会社で活躍されていることがわかります。企業にはスペシャリストも当然必要ですが、全体を見通せる視野を持つゼネラリストの存在が必要不可欠になってくるのです。

 

そういった意味で、転職者が持つ「前職での経験」は近年高まりつつあり、それと同時にゼネラリストという言葉も普及し始めたのだと筆者は考えます。

 

現職では知り得ない新たな知識を習得出来、視野が広がる

 

筆者は新卒でIT企業に入社しましたが、エンジニアとしての業務が中心であったために書類等の事務処理には一切携わりませんでした。医療機関に転職した際にさまざまな書類を手掛けることになるのですが、その時に初めて

 

訂正印と割印を知りました(笑)

 

訂正印って何ですか?っていうレベルでした。さすがに周りからはドン引きされたのを覚えています。企業に勤めている以上、契約書類など当たり前にやりとりされているはずなのに局所的な仕事しか携わらなかった自分には携わる機会がなかったのです。それ故に転職先では恥ずかしい思いをしました。

 

いかがでしょうか。上記の筆者の例は極端ではありますが、20代ならまだ許せても30代ともなるとさらに恥ずかしいレベルですよね。

 

でもこういった方も少なからずいるのです。1つの分野に突出して仕事をしているとどうしても視野が狭くなりがちです。幅広い分野に精通することでいろんな状況にも対応できる対応力と、これまで培った経験に基づく広い視野を得ることができます。

 

そして自分に足りなかったスキルに気が付きます。前述したようにこの気づきがキャリア形成には重要です。転職して経験値を幅広く得ることで培う視野は、将来的な待遇の向上にも繋がっていくと筆者は考えます。

 

転職すると自信とやる気、チャレンジ精神に満ち溢れる

 

実際に転職を意識し始めると、転職活動開始から内定までもの凄いパワーを使います。

 

今の職場を離れて本当にいいのだろうか

転職先で活躍できるだろうか

転職先が決まったら上司や同僚にどう伝えよう

転職活動するなら転職日をいつにしたら良いだろうか

 

仕事をしながら上記のことを考えなければならず毎日ヘトヘトです。

 

それだけ大変な転職活動を乗り越えると、自然と自信がついてきます。そして転職先が決まって退職が決まるといよいよ新境地で働くことへの実感が湧いてきますで、不安を通り越して不思議とやる気に満ち溢れます。

 

今、1人で退職できず「退職代行」なる会社があるほど、現代社会は社員が辞めづらい環境になりつつあります。それ故に退職するということは考えられないほど大きなストレスです。それを乗り越えられる人はそれだけでチャレンジ精神が養われます。

 

このように、職場を変えるというビッグイベントを乗り越えられる人はそれだけで社会人としての経験値が大きく向上すると筆者は考えています。

 

番外:人間関係がリセットされる

 

人事をしていた時、リクルート、マイナビなどの大手人材会社と何度もやりとりしていましたが、人が転職活動をするきっかけのTOP3に毎年上がるのが

 

人間関係です

 

どんなにやりがいのある仕事をしていたとしても、人間関係1つであっという間に精神を壊します。それほど人の心とは繊細で脆いのです。

 

人には価値観があり、残念ながらどうしても剃りが合わないという方が存在します。そして、人は簡単には変われないのが世の常です。

 

先ほどお話しした病院時代にパワハラを働いていた女上司ですが、異動先でも自分の考えや仕事の仕方、職員への接し方を変えることができず結果的に上司に叱責されています。このように、どんなに上司が注意しても変わらない人がいるのです

 

そんな人がいる職場にいれば精神がどんどん擦り切れます。気づいた時にはもう鬱で手遅れという方も多くみてきました。

 

筆者がお伝えしたいのは、人間関係で悩んだらすぐに誰かに相談して話を聞いてもらうこと、辛くなる前に配置転換・異動を検討し上司に相談すること、ダメなら転職活動すること、を強くお勧めします。

 

人間関係で辞めるなんて情けない…悩み相談をされた方でそう口にされた方がいましたが、人間関係の悪化は自分自身を破壊します。先ほどもお伝えしたように気づくと鬱で手遅れとなる可能性が大いにあるのです。辛いと思った時は一時は頑張ることも大切ですが、何かしらのアクションは起こすように意識だけはしましょう。

 

自分を守れるのは、上司や同僚、家族ではなく、

自分自身!!

 

まとめ

 

いかがでしょうか。家庭の事情など、転職したくてもできない方も中にはいらっしゃると思いますが、1年の大半を占める「仕事」とは、自分自身のキャリア形成…つまり人生に関わる重要なファクターです。

 

転職とはそのキャリアを形成するに必要な「転機」の1つであると、僕は今のキャリア通じて感じることができました。

 

本記事が転職活動すべきか悩んでいる方の一助になれば幸いです。

 

 

 

僕のブログでは、転職したい方、医療事務・病院事務・大学職員を目指す方を応援しています。キャリアコンサルタントとして色々とお話しできることもあるかもしれませんので、悩みがある方はTwitterのDMでいつでもご相談ください

 

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