1月〜3月は転職活動のチャンス!?迷っている人が転職活動すべき3つの理由を解説

 

 

2022年度も残りわずかとなりました。4月に入社・入職が決定している新社会人のみなさん、内定おめでとうございます。コロナ禍で新卒採用を見送る企業もある中で、就職先を決めることはとても厳しい状況であったと思います。残りの学生生活を、ぜひ謳歌していただきたいと思います。

 

さて、そんな新年度の4月に近づく1月〜3月、筆者は転職で迷っている方がいると決まって”転職活動”を勧めています。これには明確な理由があるからです。

 

本記事では、元病院人事の経験がある筆者が1月から3月にかけて転職活動をすべき理由を3つほどご紹介したいと思います。

 

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新体制(組織体制の変更)作りのため新年度に向けて中途採用を積極的に行う企業が多い

 

転職活動を進める大きな理由の1つに、企業側の体制変更があります。中小企業から大手企業まで、特に大手企業や軌道に乗り始めた企業は新年度の体制づくりに余念がありません。

 

「次年度はこの事業をこう動かす」

「新しい事業のために〇〇の経験者か、▲▲の経験者、◇◇の資格保有者を採用したい」

「新しい施設の開設に中途採用で経験者を雇用したい」

 

など、新年度は事業計画を基に企業や法人が大きな動きを見せる時期となります。その新年度に向けて最も採用活動が活発化するのが4月前の1月〜3月となります。

 

年度内に内定者を確保したいという企業が多いということも求人が増える理由の1つです。筆者が勤めていた病院の方針もまさにそうでした。選考もスピーディに進むためあっという間に結果が出ます。早めに転職したい方には最適な時期かもしれませんね。

 

個人的には3月を引き継ぎ期間として想定した2月の転職活動者が最も増える印象です。筆者は病院で採用人事の経験がありますが、感覚値として2月はとにかく履歴書が多く郵送されてきました。当時は職業柄から求人を多く拝見していましたが掲載件数も非常に多いです。ハローワークにも求人掲載で何度か足を運んだことがありますが、企業の採用担当者が列を作って順番待ちするほど人で溢れていました。

 

それほどまでに1月から3月は転職を検討している方にとって、”外せない時期”であると考えて間違い無いと思います。

 

求人掲載件数が多く、見るだけでもいろいろな企業に出会える

 

2つ目の理由は、いろんな求人が掲載される時期でもあるため、転職に前向きでない方にもたくさんの求人を目にすることができる貴重な機会であるということが挙げられます。

 

「気になっていた業種の求人が増えている」

「現職のスキルを伸ばせそうな求人を見つけた」

 

など、思いもよらないところで良い出会いがある可能性があります。

 

かくいう筆者も、1回目の転職は自宅近くの病院が募集している求人をたまたま見つけたことから始まりました。その病院には縁あって転職しましたが、タイミングと運が重なった人生の貴重な転換期になったと今でも思っています。

 

いろいろな求人を見ることで

「現職のほうが全然待遇が良いということに気づいた」

「改めて現職で仕事を続けていきたいと思った」

と再認識することもあります。転職活動は転職するための活動ではなく、自分の転換期が今かそうでないかを把握する貴重な機会であると筆者自身は感じています。

 

ので、転職するか否か悩んでいる方はとりあえず求人を見てみましょう。自分自身の中の”気づき”に出会えるはずです。 

 

ボーナスを貰ってから転職しやすい時期、それが1月から3月

 

3つ目の理由としては、ボーナスをもらってからすぐに内定を得やすいのが1月から3月にあるということが挙げられます。

 

先にもお伝えしたとおり、年度内に内定者を確保したい企業は多いです。そのため1月から3月にかけての選考はスピーディに結果が出ます。求人が増加する1月以降に活動して早めに内定を得ることができれば、12月のボーナスもらってすぐに新しい職場に転職することが可能です。早めに転職することで、転職先でのボーナスも多めにもらえることが可能になります。

※ボーナスの計算式は企業毎でまちまちですが、在籍日数を給与計算式に含めているところは多いと思います。

 

これって結構大きいです。12月のボーナスをもらってすぐに転職できれば、翌年の6・7月は満額とはいかないものの、それに近い額のボーナスを受け取ることができます。大事なことはいかにボーナスをもらった後にすぐ辞められるかにあります。

 

転職を前向きに検討している方は、とにかくボーナスをもらってすぐに退職できるよう動くことが重要です。1月から3月にかけて求人が増えるのも、12月のボーナスをもらってから退職される方が多いというのも理由の1つに挙げられます。

 

充実したサポートを提供してくれる転職エージェントを活用するのも1つ

 

求人が増えるのでライバルも必然的に多くなります。ので、1つか2つくらいは転職エージェントに登録しておくのも良いと思います。

 

希望の職種や企業を登録しておけば、エージェントが求人を紹介してくれます。全てメールでお知らせしてもらうように設定も可能なため、仕事をしながらでもいろいろな企業の募集状況を見ることが可能です。

 

※参考までに、筆者が大学職員に転職した際に使用した転職エージェントのリンクを以下に掲載します。

⭐️マイナビエージェント

 

マイナビエージェントさんには本当にいろいろな求人をご紹介いただきました。単純に求人数も多いので、筆者は断然マイナビエージェントをお勧めします。これ1本だけでもいいくらいです。

 

職場環境が悪く、転職活動したくてもできない方へ

1月から3月が転職時期に最適であることをお伝えしましたが、中には転職活動したくてもできない方が一定数いると思います。

 

「現職がブラック。残業が多すぎて時間が作れない。」

「辞められる雰囲気じゃない、辞めさせてもらえなさそう」

 

など、あまり良いとは言えない環境でお勤めされている方も中にはいると思います。最近は労働組合が管轄の退職代行が盛んに行われています。かなり前になりますが、筆者の友人も1人退職代行サービスで退職しています。職場への連絡や出勤が即不要になり、手続き自体もかなりスムーズに進めることができるようです。

 

ブラック気味な企業にお勤めされていて転職活動が出来ないような状況下にある方は、退職代行も視野に入れてみてはいかがでしょうか。上記リンク先は労働組合管轄のため、安心して利用できます。

 

まとめ

 

転職活動って、とてもパワーの必要な行動であると思います。誰だって可能であればそんなことしたく無いはずです。

 

でも転職活動を始めると、不思議といろいろなことに気がつきます。自分の職場の良かったところ、悪かったところ。求人から見える未知の業界の魅力的な世界、可能性。その気づきって、転職活動をしないとどうしても気づけないところなんですよね。

 

自分自身の可能性を広げ、再認識するという意味でも、転職活動をしてみるという行動が自分の人生を大きく左右します。転職する意欲がある方もない方も、求人数が増える1月から3月は是非いろいろな企業の求人を見て、どんな仕事があるのか、どんな待遇でどんな人が働いているのかなどを感じていただければと思います。

 

もしかしたら大きなご縁があるかもしれません。筆者は2度、かけがえのない貴重なご縁をいただきました。

これから転職活動を行う方の参考になれば幸いです。

 

 

⭐️本ブログでは、転職したい方、医療事務・病院事務・大学職員を目指す方を応援しています。キャリアコンサルタントとして色々とお話しできることもあるかもしれませんので、悩みがある方はTwitterのDMでいつでもご相談ください。

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