これから綴る体験記は、僕が新卒入社して6年目に病院の”医療事務”へ転職活動を開始し、内定得るまでの記録です。
転職体験記①はメニューの「医療事務 転職体験談」よりご確認ください。
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前回のあらすじ
新卒6年目。ひょんなことから病院の医療事務を目指すことを決意。いざ転職活動を行うも、待ち受けていたのは書類選考不採用の嵐。
書類選考は参考書の力を借りて突破!いざ面接に進むも2つの病院で不採用。しかし、大本命である3つ目の病院一次面接で、まさかの内定予告!? 果たして結果は。
大本命のE病院、いざ最終面接へ
最終面接まで進んだ大本命のE病院。最終面接は一次面接の病院ではなく、最近新しく建設された新しい病院で行うことになりました。
建設されたばかりの病院だけあって、ホテルですか?というくらいの綺麗な窓口、広さ、もうここで働きたい!気分は既にこの病院の職員です(笑)
面接まで時間があるため売店で飲み物を購入し、ソファで一息した後に面接会場に向かいました。
”集団面接”ということで、最終面接としては少し珍しいなという印象をこの時持っていました。最終面接って応募者1に対して、面接官3〜5名の個人面接が多いですよね。少なくとも、入職意思確認の最終面接ではないなと思いましたが、僕には前回面接時に受けた内定予告で圧倒的な余裕がありました。
※詳しくは前回記事をご参照ください。
面接会場に到着すると、そこには20名ほどの応募者が。
会場に入った瞬間、あれだけあった余裕が一瞬凍りつきました。明らかにここからまた絞る人数…そう思ったからです。
面接官は7〜9名くらいだったと思います。年配の方もいたので、事務長か、院長…もしかしたら理事長とかもあるのかなと思いました。
面接官「それでは最終面接を行います。こちらの方から順に、簡単な自己紹介と、希望職種をお願いいたします」
最終面接が始まり、応募者がそれぞれ自己紹介を始めると、あることに気づきます。この面接会場に来ている応募者は、医療事務だけではなく、看護師、ME、検査技師、クラーク、看護助手を希望する応募者が多数いたのです。
そう、この最終面接は、他職種合同の最終面接だったのです。どうりで面接官がやたら多いなと…。おそらく他職種の師長や技師長が来ていたのでしょう。
ここでライバルが少ないことに安心する自分。しかしここで大きな油断が発生してしまいました。
自己紹介でまさかの大失態…
自分の番が近づいてきました。緊張の瞬間です…。自己紹介をの後にいざ希望職種を伝える場面、そこで僕はまさかの大失態を犯してしまうのです。
僕「(自己紹介後)、私の希望職種は”医療事務です”」
とお伝えした瞬間、面接官全員の表情が一瞬にして強ばったのです。
自己紹介まで普通だったのに、希望職種伝えた瞬間、何か雰囲気が…あっ、まさか、、、
ここで、「中材希望です」って言わないとダメなパターンでしたでしょうか!?
空気が一変、そして絶望へ
希望職種を”医療事務”と伝えたことで、明らかに空気が一変しました。これは想像ですが、おそらく面接官の手元の資料には、僕の希望職種が”中材”になっていたと思うのです。
確かに一次面接で、人事の方に中材業務を勧めていただきました。そこなら採用できますよと言わんばかりに。しかし、希望職種を問われた際に咄嗟に出たのが中材ではなく、医療事務…。中材は希望ではなく、あくまで一次面接で勧めていただいただけであったため、中材希望と伝えるのに躊躇してしまったんです。
面接官からしたら、何故か応募者が急に”医療事務”と答えたものだから「こいつ何言ってんだ?」みたいな雰囲気になったんだと、今思うと感じます。
その後はもうめちゃくちゃでした。僕だけ薄い質問、終われば他の応募者にすぐシフトされてしまい、アピールの場などほぼ皆無の状況。もうこの時点で、面接開始当初にあった余裕など吹き飛んでしまっています。心の中で絶望を感じていました。
最終面接の結果
数日後、すぐに最終面接の結果が書類で郵送されてきました。電話がなかった時点で…お察しの通りです。
不採用通知でした。
あの時「中材希望です」とはっきり伝えていたら、もしかしたら状況は変わっていたかもしれません。
もう後悔しても仕切れないくらい、悔しくて悔しくて…大本命の最終面接でまさかの不採用。本当に辛かったです。
そして、その後も転職活動を続けますが…厳しい現実が待っているのでした。
つづく
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