大学職員に転職して3度目の冬が来ました。冬の楽しみの一つにボーナス(賞与)がありますが、筆者が勤務する大学でも12月に予定通り支給されました。本記事では現役大学職員の冬ボーナスを公開したいと思います。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
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2023年冬のボーナス額を公開
大学職員3年目、30代後半の2023年冬ボーナスの支給額は
総 支 給 額 :694,624円(額面)
差引支給額:549,910円(手取り)
という結果になりました。
※大学名は伏せています。
相変わらず所得税の控除額がすごい。総支給額が69万円に対し、手取りが54万円のため約15万円も社会保険料と所得税で持ってかれています。とはいえ手取りで約55万円弱もらえることができました。
筆者が勤務する大学の給与は国家公務員に準拠しています。そのため給与やボーナス支給日も国家公務員に準じており、冬のボーナスは国家公務員同様に12月10日(今年は日曜日であったため、前倒しの8日)に支給されました。
夏のボーナス総支給額が644,244円でしたので、約5万円のボーナスアップとなりました。
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2023年のボーナス総額(夏・冬)はいくらになったか
夏ボーナス:644,244円
冬ボーナス:694,624円
合計 :1,338,868円
前年比 +91,295円
という結果となりました。
前職の医療機関で勤務していた時のボーナスは夏と冬で総額80〜95万円くらいでした。なので、額面で見ると40万〜50万円ほどアップしています。30代のボーナス額としてはそこそこもらえたかなと感じています。
2023年 各企業のボーナスは軒並み上昇傾向
一般財団法人 労務行政研究所によると、2023年のボーナスは全産業187社対前年同期比 1.5%増という結果に。産業別にみるとバラつきはあるものの、コロナウイルスの感染症縮小により大幅にボーナス額が上昇した2022年よりも2023年はさらにボーナス額がアップしたことになります。驚くべきはその平均額で、全産業 187 社ベースで 80 万 28 円という結果に。これは冬ボーナスのみの額になるため、かなり高い水準になっています。
※出典:一般財団法人 労務行政研究所 東証プライム上場企業の 2023 年末一時金(賞与・ボーナス)の妥結水準調査
とはいえ、上記は東証プライム上場企業における全産業187社の統計になりますので、大きい企業のボーナス平均となります。日本の企業数は350万社を超えるため、大きい会社のボーナス平均は一般的なサラリーマンからすると参考にしづらいかもしれません。
人材会社パーソルキャリアが展開している転職・求人情報dodaによる、社会人15,000人を対象としたボーナス支給額アンケートによると以下の結果に。
※出典:doda 職種や年代でボーナス・賞与はどう変わる?ボーナス平均支給額の実態調査【最新版】(冬・夏、年代別、職種別の賞与)
上記調査結果では、
ボーナスの支給額が増えた人は34.0%、減った人は20.7%!
「前回(2021年9月~2022年8月の1年間)のボーナスに比べて支給額に変化はありましたか」と尋ねた結果、「増えた」は34.0%、「減った」は20.7%で、「増えた」と答えた人が多かったとのことでした。
やはり日本全体でボーナス額が上昇傾向になっています。コロナウイルスが落ち着いて、経済がまた元に戻りつつあるのは喜ばしいことですよね。昨今、物価も上昇傾向ですからボーナスも上昇してくれないと仕事やってられないです。日本人は安定を好みますのでボーナスの上昇は貯金する人比例すると増えると思います。物価が下がって消費もしやすい環境になってくれれば、経済が潤ってくるんじゃないかなと思うばかりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。大学職員のボーナスは上場企業みたいに多くはないけど、そこまで少なくもありません。大学の給与規定は、国家公務員に準拠しているところもいまだに多くあります。国家公務員のボーナスは情勢で変動しますので、極端に増えることはありませんが、極端に減ることもありません。ので、やっぱり公務員のボーナスは安定しているなと改めて感じました。
が、全国の大学で定員割れが目立ち始めた昨今、法人化した大学がいつまで国家公務員と同じ給与規定で支給し続けられるかはわかりません。いずれ、独自の給与規定に変更すると筆者は感じています。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
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