こんな方は即不採用!?病院の選考試験で落ちる方の特徴

 

2021年度がスタートしましたね。転職活動、就職活動する方がそろそろ増えてくるのではないかと予想しています。特に学生の皆様はもう面接まで進んでいる方も中にはいるのではないでしょうか。

 

本記事では選考試験で落ちる方の特徴を少しお話しいたします。

※あくまで当院の基準であり、必ずしも他施設が同じ基準とは限らないことをご理解ください。

 

 

⭐️本ブログのデザインは上記【THE THOR】を使用しています。

 

 

履歴書に写真が貼付されていない

え!?ありえなくないですか? という方がほとんどと思います。そうです!あり得ないことですが、何故か医療機関ですと、稀にご自身の写真を貼付されない方がいます。そういった方の多くは、大変失礼ながら「ベテラン」の病院職員であったということ。

 

写真なんか貼らなくても、私の経験値見なさいよ。と言わんばかりの書類だったりします。一度写真が貼付されていないことを電話連絡したことがありますが

「いりますか?」

の一言でした。単純な貼り忘れならまだ可愛い方ですが、応募先が必要と伝えているものを、自身の物差しで勝手に不要と判断してしまうのは非常に危険です。

 

履歴書・職務経歴書で何かが足りなければ、それは「完成していない」書類を送り付けたことになります。完成していないもものは当然審査対象外のため、不採用となっても文句は言えないですよね。

 

当院でも上記の1件から、履歴書の不足箇所があった応募者の方は、返送するか不採用とさせていただいております。郵送前には必ず写真がきちんと貼付されているか確認しましょう。

※剥がれた時に誰の写真かわかるよう、写真の裏には自身の名前を明記しておくとプラスポイント♪

 

履歴書の志望動機が短文、または空欄

これも傾向として多いです。応募先に併せて文章作らなければいけないので、正直面倒で大変ですよね。お気持ちとてもわかります。

 

ですが志望動機は書類選考でも面接でも重要項目の一つです。何故なら、応募者のほとんどはしっかり志望動機を書いています。応募者同士を比較するとどうしても空欄や短文が目立ってしまいます。面接に進める方をある程度の人数に絞る時は、不採用の対象となる可能性が高くなるため注意が必要です。

 

志望動機は面接時にも聞かれる重要な項目です。面倒がらずにしっかり明記しましょう。

 

どうしても短文になってしまう方は、どうしてその病院を希望するのか、明確な意思が伝わる文章にすれば大丈夫だと思います。あとは面接で気持ちを伝えましょう。

 

職務経歴書から、今までの経験が読み取れない

職務経歴書とは、過去または現在の勤め先でどのような仕事をしてきたか、どのような事が出来るのかを、応募先に伝える応募書類の一つです。新卒採用ではほとんど使用しませんが、転職者は職務経歴書を必ず添付したほうが良いでしょう。

 

この職務経歴書ですが、よく経歴だけ書けば良いと勘違いされている方が非常に多いです。例えば以下のようなものが代表例です。


❌【ダメな例】

 2017.4.1 ●●病院の☆☆課に入職

 2020.4.1 主任に昇格。その後▲▲課に異動 現在に至る

                                                    以上

 

上記は確かに職務経歴にはなりますが、採用担当者が知りたいのはどこの何課(科)に勤務していたかということではありません。職務経歴から、どのような経験をされて、どのようなことが実施可能なのかがポイントになります。

 


⭕️【良い例】

 2017.4.1 ●●病院の☆☆課に入職

  主に◯◯を中心に担当。その後、見習い期間を得て△△の業務に従事。この業務では非常に繊細な作業が必要であり、自身でチェックシートを作成して、ミスがないよう勤めた。

 20204.1 主任に昇格。その後▲▲課に異動 

  約3年の△△の業務経験を得て、主任に昇格後に▲▲課に異動。前部署の経験を活かし◆◆を実施することで作業効率を図るよう努め、その結果★★することができた。また主任として、上司の意向を汲み取りながら後輩たちを取りまとめ、育成にも力を入れている。

                                                    以上


      

上記の良い例ですと、入職してまずどんな仕事をして、その後の仕事内容もきちんと書類上で伝わります。チェックシートの必要性を自ら考え作成するなど、業務に対する積極性も垣間見えますね。また異動した際には、前部署の経験を活かして新しい業務も習得しています。主任としての責任感も身に付いていることから、とても良い印象を与える文章になります。

このように、前者ですと職務経歴書から業務の内容が読み取れず、後者からは読み取れるため、応募時に

「この経験をしてきたのであれば、この部署でも活躍できそうだ」「部下に対する対応も問題なさそうだ」

という印象になり、書類選考では問題ないと判断されると思います。逆に前者のように職務経歴書から経験内容が読み取れないと、面接で必要以上に確認しなければならない手間が発生するため、応募が多い場合は書類で不採用となる可能性が高いです。

 

理由のない遅刻や、約束の時間よりも早く面接会場に来る方

面接時の遅刻はどのような理由があれ、どこの企業も非常に厳しくジャッジするのではないでしょうか。ただし、明確に理由がある場合はきちんと面接官に冒頭で説明し、謝罪しましょう。

 

約束の時間よりも早く来る方は、特に新卒の学生に多い傾向があります。30分や15分前に来る方が毎年いますが、これも実はよくありません。

「早く来る分には良いじゃん」

と思うかもしれませんが、早く到着してしあうと、本来不要であった来客対応を誰かがしなくてはなりません。応募者といえど、お越しいただく以上は「お客様」です。こちら側としてもきちんと対応いたしますが、その分他の仕事をストップせざるを得なくなります。これだけで印象は非常によくありません。

面接会場へは約束時間の5〜7分くらい前に到着がベストです。早く着きすぎることで、誰かに迷惑がかかる可能性があるということは覚えておきましょう。

 

※私も学生時代、面接会場には30分前に到着し受付していましたが、ある企業の採用担当者様から上記のことを注意されて初めて知りました。その後調べると、結構常識だったりして恥ずかしい思いをしたのは良い思い出です(笑)勉強不足であったことを謝罪したら、内定をいただき、指導していただいことに縁を感じてそこに入職しました。

 

面接官の目を見て離さない

面接が苦手な方には、非常にハードルの高い問題かもしれません。が、これは面接において避けては通れません。

 

どんな仕事も、どこかに就職するということは誰かと一緒に仕事をすることになります。最初から一人で出来ることは何一つないのです。そのため、昨今ではコミュニケーション能力をとても重視する傾向にあります、

 

面接はお互いのことを知るためのコミュニケーションです。これができないと面接を突破することはとても難しいと思います。苦手な方はご家族、ご友人、学校の先生にお願いして面接の練習を必ずしましょう。

面接は口籠っても大丈夫です。質問に対して相手の目を見て、ご自身の意思をはっきりと伝えましょう。これは場数を踏むと結構慣れてきますので、面接がうまく行かない方はとにかくいろんなところに応募して面接回数をこなすのも一つの手かもしれません。

 

一方的に喋るのもNG

前述したとおり、面接はコミュニケーションが重要です。必要以上に一方的に喋りすぎず、質問に対してポイントを絞って、簡潔にわかりやすく返答しましょう。

 

面接官や、同時に面接(集団面接)を受けている方の話をしっかり聞くことも大切です。聞き上手はアピール上手!これを常に意識しましょう。

 

最後に

いかがでしたか。あくまで代表的なものではありますが、選考時に圧倒的不利になる内容をまとめてみました。

次回は採用される人に共通する「採用される方はこんな方」をお伝えしたいと思います。

 



 



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