
大学職員に転職して4度目の夏ボーナス時期がやってまいりました。お仕事をされている方の多くは、すでに夏のボーナスが支給されているのではないでしょうか。筆者が勤務している大学も、無事に6月28日付でボーナスの支給がありました。
本記事では現役大学職員の2025年夏ボーナスを公開したいと思います。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
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2025年夏のボーナス額公開
大学職員3年目(30代中盤)の2024年夏ボーナスの支給額は
総 支 給 額:734,289円(額面)
差引支給額:553,947円(手取り)
という結果になりました。

※筆者が勤務する大学の給与は国家公務員に準拠しています。そのため給与やボーナス支給日も公務員と同じ日に支給されます。夏ボーナスはその公務員規程に則って6月30日に支給されました。
前年の夏ボーナスと比較しましたが、額面で38,702円増えているのに手取りで33,365円減っています。
おん?(´・ω・)
ベースアップ(定期昇給)して、ボーナスの支給月数も増えたのになんでなん…と、この記事を書きながら明細を見ていましたところ、去年は定額減税の恩恵を受けていることを思い出しました。今年はその恩恵が一切ないため、単純に社会保険料や税金で大きく控除されています。
毎度のことですが本当に税金の控除額がすごいです。約18万円も税金で持ってかれています。稼いでも稼いでも手取りは増えない、むしろ減りました。
過去の支給額との比較
2022夏ボーナス:601,865円
2023夏ボーナス:645,708円
2024夏ボーナス:695,587円
2025夏ボーナス:734,289円
前年度比 :38,702円
という結果となりました。
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支給額面の上昇と比例して社会保険料、所得税の額も増えるため、あまり手取りが変わらない(今年はむしろ減る)状況が発生しています。が、しかし定期昇給の恩恵を受けて額面は増えてきています。
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社会保険料と税金の控除額がひどい

社会保険料合計が102,996円
所得税が77,346円
合計180,342円が税金で引かれることに…
給料増えた気がしないのは、総額が増えたことにより社会保険料と所得税の控除額も増えたせいです。
2025夏ボーナス、全国の平均はどれくらい!?

帝国データバンクの調査では大企業、中小企業等を含む1,227企業にボーナス支給に関する動向アンケートを実施しており、
企業の3割が「増加」と回答。
平均支給額は45.7万円。
という調査結果を公表しています。物価高騰の情勢に伴い、ボーナスアップを決めた企業が数多くあった一方で、業績は改善していないものの人材の確保・定着のために支給額を上げざるを得なかった企業も少なからず存在したようです。先行きの不透明感が浮き彫りとなっている気がします。
東証プライム上場企業の平均に至っては、なんと
平均支給額86.3万円。
という、とんでもない支給額が報じらました。
昨今は新社会人に対する初任給を大幅に上げるなど、賃上げに対する格差が大企業と中小企業でかなり顕著になっていますので、人手不足が深刻化する企業とそうでない企業で二極化の進行が非常に早いスピードで進んでいるのではと感じています。
ボーナスはともかく、新社会人の初任給に30万以上も支払う大企業って、実際のところどうなんですかね(´・ω・)
まとめ
筆者の2025年 夏のボーナスは、総支給額:734,289円(額面)という結果となりました。
国家公務員の給与規定に準拠している大学は今もまだ多いと思いますが、そんな国家公務員のボーナスは大企業ほど高くはありませんが、少なくもありません。情勢に合わせて多少上下するものの、やっぱり安定はしていると感じています。大きな結果は出せなくてもそこそこもらえるので、筆者のようにのんびり仕事がしたい人には、大学職員が向いているかもしれません。
とはいえ大学は現在少子化の影響をモロに受けています。
筆者が勤める大学もついに定員割れしました\(^o^)/
学生が納付する学費は大学の大きな収入源です。少子化を受けて学生募集を停止する大学も急増しています。いずれ人件費の見直しが入ると思うと、大学職員という職種は昔のようなホワイトな職場ではなくなる可能性が非常に高いと感じています。人気のない大学は淘汰される時代になりましたので、ラクで高給だと勘違いして転職してしまうと痛い目を見るかもしれません。転職の際にはその大学の財政状況や入学者数をしっかり見極めた方がよいと思います。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
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