大学職員に転職して3度目の夏ボーナス時期がやってまいりました。お仕事をされている方の多くは、すでに夏のボーナスが支給されているのではないでしょうか。筆者が勤務している大学も、無事に6月28日付でボーナスの支給がありました。
本記事では現役大学職員の2024年夏ボーナスを公開したいと思います。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
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2024年夏のボーナス額公開
大学職員3年目(30代中盤)の2024年夏ボーナスの支給額は
総 支 給 額:695,587円(額面)
差引支給額:587,312円(手取り)
という結果になりました。
筆者が勤務する大学の給与は国家公務員に準拠しています。そのため給与やボーナス支給日も公務員と同じ日に支給されます。夏ボーナスはその公務員規程に則って6月28日に支給されました。
やはり社会保険料と税金の控除額が非常に大きかったです。定額減税のおかげで大分手取りは増えたかなと感じましたが、結果的に10万円以上ものお金が額面から引かれています。とはいえ手取りで約59万円ほどのボーナスが支給されたことは純粋に嬉しいです。頑張って仕事をした甲斐がありました。
過去の支給額との比較
2022夏ボーナス:601,865円
2023夏ボーナス:645,708円
2024夏ボーナス:695,587円
前年度比 :49,879円
という結果となりました。
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額面の上昇は比例して社会保険料、所得税の額も増えるため、あまり手取りが変わらないという特徴はあるものの、定期昇給の恩恵を受けて確実にもらえる額は増えてきています。
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社会保険料と税金の控除額がひどい
社会保険料合計が96,643円
所得税が61,152円
定額減税で所得税がマイナス49,520円のため
合計108,275円が税金で引かれることに…
定額減税の恩恵があったとはいえ、10万円も引かれるなんてエグい…。
前年(2022年)の夏ボーナスと比べて額面上の総額は約50,000円も増加しているのに、
定額減税がなければ手取りは全く増えていなかったという現実。
給料増えた気がしないのは、総額が増えたことにより社会保険料と所得税の控除額も増えたせいです。これは本当に辛い。
大手企業の2024夏ボーナスは100万円超え!?
経団連は7月12日、大手企業の2024年夏季賞与(ボーナス)の1次集計結果を発表しており、17業種97社の平均妥結額は98万3112円と、比較可能な1981年以降で1次集計の過去最高額だったと公表しています。
半期で98万て…(笑)
大手97社に絞った額とはいえ非常に高い平均値です。他記事でも、2024年夏のボーナス平均を84万円と発表しているところもあり、今年の景気がいかに上向いたかが見て取れます。他の業種を見ても非常に高く、今年の夏はたくさんボーナスをもらった方が多かったのではないでしょうか。
どうか一部の大手だけの話しでありますように…
国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナス(期末・勤勉手当)の平均支給額は、前年比3.5%増の65万9,500円(三菱UFJリサーチ&コンサルティング:2024年夏のボーナス見通し~企業の好業績と人手不足を背景に増加が続く~より)となっており前年比で増えているものの、他業種と比べるとやはり見劣りしてしまいますね。筆者が勤務する大学は国家公務員に準拠しておりますので、だいたい同じような金額となっていることがわかります。
まとめ
筆者の2024年 夏のボーナスは、総支給額:695,587円(額面)という結果となりました。他業種の平均ボーナスと比較してもそこまで高くはない額ですが、無事に支給されただけでも本当に嬉しいです。
国家公務員の給与規定に準拠している大学は今もまだ多いと思いますが、そんな国家公務員のボーナスは極端に高くはありませんが、低くもありません。情勢に合わせて多少上下するものの、やっぱり安定はしていると感じています。大きな結果は出せなくても、大体60万円くらいもらえるので筆者のようにのんびり仕事がしたい人には、大学職員が向いているかもしれません。
これから大学職員を目指す方の参考になれば幸いです。
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